加熱テスト事例
Background
当該製品および処理における装置更新を検討の際、設備サイズの短縮を狙いたいとのことで、本試験へと至った。既設の炉に対し、製品のピッチをなくしたり、製品を何段にも重ねたりとスペース縮小案を計画。その各案にて昇温が問題なく可能かどうか試験を実施した。
Method
平置きで大量に製品を詰めた試験と、トレイを重ねることで高さを利用する試験。これらを実施するために、2つの設備を使い分けて試験を実施。
試験条件としては下記の3パターンで行った。
全体に均一に風が当たるため、製品間の隙間がなくとも昇温可能。温度バランスも十分に許容範囲内であった。
下流に向けて若干の昇温速度低下はあるがおおよそ許容範囲内に収まった。
上から2段目のみ温度分布が許容範囲内に収まった。
Results
上記を踏まえて、設備の構想を進めることとなった。
今回の試験では、製品同士の間隔を狭くした場合でも、昇温のバラツキを抑えられることを確認しました。さらに、製品を2段まで重ねても安定した加熱が可能であることが分かりました。
この結果をもとに、製品を効率よく配置しながら、均一な加熱を実現できる装置構造を検討。複数の条件を組み合わせた新たな構想で提案につなげることができました。