【メンテナンスサービス 行ってきました】

乾燥設備のバーナーで火がつかないと朝一番に電話があり、即出動しました。
最近は着きが悪くひどいときは10回以上も着火動作させないといけない日があったがいよいよなにもつかなくなったとのことでした。
修理に行った際は、とにかく平常心を保たなければいけません。たとえ、火がつかないと作業ができなくて、待っているお客さんやその上役の方4、5人に周りをかこまれて”どうですか?まだかかりそうですか?”と聞いたきたとしても平常心でいないといけません。
冷静に一つずつ、初期失火になりうる原因を想定しつぶしていきます。火がつかないということは着火(爆発)の3要素(燃料・酸素・点火源)が揃っていないあるいは割合が悪いということです。まずは、しっかりスパークしているのか確認しました。問題ありません。つぎにガスがちゃんときているか確認しました。電磁弁もあきガスが間違いなくきています。そうするとガスとエアの調整となってきます。ガス量をあけてみると着火しました。パイロットガスラインの詰まりが疑わしくなり、ガスラインを分解清掃すると調整弁と配管がススだらけになっていました。
きれいに清掃して着火確認をして今回の修理を終了しました。
あらためて、どんなことがあっても動じない心が大切だと感じる現場でした。
  アイサイおじさんの弟子