T6熱処理炉とは?
T6熱処理装置とはアルミで構成された製品の強度改質を行う為の装置です。主な工程としてはアルミ部品の鋳造後、鍛造や曲げ加工等の成型後に入ることが多いです。目的としては製品の強度向上が主となり、成型後の脆さ・強度のばらつきの是正も視野に入ります。
本装置は元々ホイールやエンジンブロック等の熱処理を目的としており、主に30kgまでは処理を行うことが可能です。

装置構成
本装置の基本的な構成は”容体化炉”、”焼入れ水槽”、”時効炉”の三つとなっております。 各機、熱処理条件に沿って温度を設定することが可能です。 溶体化処理の一連の動作(溶体化加熱⇒水焼き入れ)は自動で行います。 また、溶体化炉及び時効炉は循環ファンによる高速対流にて製品を急速に昇温させることが可能です。
溶体化炉
- 温度
- 450℃~570℃
- 熱源
- ガスバーナ 116kW
- 有効寸法
- W800×D800×H600mm (トレイサイズ:W700×D750mm)
- 特徴
- ・エアシリンダーによる扉昇降、扉クランプ、トレイ搬送、水槽昇降機能有り
・熱交換器搭載型バーナーを使用。
焼入れ水槽
- 温度
- 常温~80℃
- 熱源
- 電気ヒーター 20kW
- 有効寸法
- 溶体化炉同様 (水槽嵩上限600mm)
- 特徴
- 攪拌機(アジテーター)付き
時効炉
- 温度
- 150℃~250℃
- 熱源
- 電気ヒーター 24kW
- 有効寸法
- W800×D1100×H600mm (トレイサイズ:W700×D750mm)
- 特徴
- ・エアシリンダーによる扉昇降、扉クランプ有り。 ・2段時効設定機能付き
ユーティリティー
熱交換器搭載型バーナーにより燃料消費を約1~2割削減!
- 電気
- AC200V 3φ 75kVA
- ガス
- 13Aガス 10kPa MAX8.6m3/hr
- エア
- 0.5MPa
その他 特質事項
本装置“溶体化炉”には”熱交換器搭載型バーナー”を採用しており、通常のバーナー使用時と比較して 約1~2割程度燃料消費を抑えております。








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