この度の東日本大震災により被災された皆様、そのご家族の方々に
心よりお見舞い申し上げます。

また、一日も早い復興を目指し、当社ができるサービスそして「ものづくり」
を通して、微力ながらご支援する所存です。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を社員一同心よりお祈り申し上げます。

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■■■■   エンジニア向けメールマガジン
■■     熱技術テクニカルレポート【2011年4月号 Vol.7】
■      発行:株式会社エコム http://www.ecom-jp.co.jp/
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株式会社エコムが提供する熱エンジニアリング技術情報サイト
熱処理ワークテスト.com: http://netsushoriworktest.com/

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「ガスバーナのメンテナンスハンドブック」に続く
ハンドブック第2弾「加熱設備の省エネルギーハンドブック」
全7章26ページを発刊いたします。
加熱設備の省エネルギーに興味のある方、これから始めたい方、
是非ご覧ください。

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・ いったいこの炉のエネルギー収支はどうなっているの?
・ 廃熱回収したいけど、その手法は?
・ 断熱を強化して省エネしたいけど、いったいその効果は?

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などなど具体的な事例を使い、計算データ付きで分かりやすく解説してあり
ます。ご興味のある方はホームページもしくはお電話でお申込ください。
先着 50名様に無料配布いたします。
====>https://www.ecom-jp.co.jp/inquiry/

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┃\_/┃ 4月号のコンテンツ
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1.「加熱設備の省エネルギーハンドブック」発刊しました。
*目次の紹介

2.省エネルギーハンドブックより事例紹介
【CASE 1 空気比の調整による省エネルギー】
【CASE 2 排熱回収バーナを搭載して省エネルギー】

3.ピックアップ ブログ 「インド海外SVを終えて」

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1.「加熱設備の省エネルギーハンドブック」発刊しました。
炉の省エネにお困りの方必見。全7章 26ページ

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目次

1.  加熱設備のエネルギー収支について

2.  加熱設備の保守管理(省エネ編)

3.  加熱設備の省エネルギー手法
A バーナ編
B 電気編
C システム編

4.  省エネルギー事例集
CASE1 空気比の調整による省エネルギー
CASE2 排熱回収バーナの搭載
CASE3 断熱強化による省エネルギー
CASE4 炉内容積を減少させる

5.  改正省エネ法における加熱設備の保守管理について

6.  技術便覧

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2.省エネルギーハンドブックより事例紹介

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【CASE1 空気比の調整による省エネルギー】
空気比を1.8==>1.2に調整。
どの位省エネルギーになるのだろう??

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<使用条件>
・ 空気比 1.8
・ 排ガス温度 200℃
・ ガス種 都市ガス(13A) 発熱量11,000kcal/m3

(調整)===空気比を1.8から1.2に調整===

>>■□■□□燃料削減率  3.70%  □■□■□□□□□□■□■□<<

(コメント)
通常、燃料ガスを燃焼させる為の空気は必要量よりも多く投入して
(1.2~1.5倍ぐらい)不完全燃焼を防止します。
また、投入空気量が過剰すぎると省エネの観点からは逆効果です。
空気比の調整は費用を掛けずに行なえる省エネ手段の一つです。
是非、取り組んでみてください。

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【CASE2 排熱回収バーナを搭載して省エネルギーする。】

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 <使用条件>
・ ガス種   都市ガス(13A) 発熱量11,000kcal/m3
・ 燃焼排ガス温度   1000℃
・ 予熱空気温度   800℃(受熱側温度効率80%)
・ 空気比       1.2

>>■□■□□燃料削減率  36.0%  □■□■□□□□□□■□■□<<

(コメント)
まずは回収した排熱を何に利用するかを明確にする必要があります。
この事例のようにバーナの燃焼用エアー予熱に利用することは比較的熱ロスが
少ない為有効です。
さらにセルフタイプ(バーナ本体に熱交換器や蓄熱体がついたバーナ)で
熱効率の高い物は大きな省エネ効果が期待できます。

(参考)===>http://www.ecom-jp.co.jp/product/burner2.html

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3.ピックアップブログ 据付・試運転 イン インド 

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 先日インドで設備の据付と試運転を行いました。

 私は、アフリカ大陸やヨーロッパでも、現地のワーカーと作業を行った経験
があります。各国それぞれ作業条件に違いがあます。
電動工具がないため人数で工程スピードを保ったり、ある道具をその場で改造
して作業を行ったりと。
一つの同じ作業を行うにしてもアプローチの仕方は各国様々です。
装置の据付作業が終わり、試運転に入ると弊社の設備の動きや性能に、
現地の方は驚きを表します。
現場監督を行っているとこれが一つの喜びです。

 また、私生活でも日常とは異なる環境に入ります。 
インドは訪問するのも初めてだったので、生活面や治安、情勢など事前に現地
のことを調べました。
水の質が日本人には合わないと知りましたがが、約3週間滞在し、水に関し
ての食あたりは一回も起こさなかったです。
今回のインドでは、日系の企業ではないため、昼食はすべて現地料理。
2種類の日替カレーとご飯、カレー風味のサラダと常温のヨーグルトが毎日続
きました。 
現地のカレーは日本の一般的なカレーとは違いパウダーテイストに感じまし
た。
インド人は本当に毎日カレーを食べているように感じました。
海外での食事は一つの楽しみでもあります。今まで味わったことがない味が
あり、感受性が豊かになります。
海外へ行くと一番気をつけることは、健康管理です。あわない食事を無理にあ
わせると悲惨なことになってしまいます。健康は現場での作業にも影響を与え
ます。
最近弊社では、毎月2、3人は現場監督や営業のために海外へ行っています。
今後も弊社の技術を広めるべく活動をしていきます。