トップページ 製品情報 > 遠赤外線アニール炉

遠赤外線アニール炉

エコムの遠赤外線アニール炉は赤外線加熱と熱風加熱の長所を組み合わせた次世代ハイブリッド型アニール装置です。きめ細かな調整機能を搭載する事で、個々のワークに最も適した条件でのアニーリングが可能です。

遠赤外線アニール炉
赤外線ヒートの詳細

特徴1豊富な調整機能

下記の条件を調整する事で、個々のワークに対するベストなアニール条件を
見つけることが可能です。

ヒータ側の調整機能
  • 1 最適なヒータ形状の加工
  • 2 遠赤外線ヒータの温度調節
  • 3 ヒータとワーク間距離の調節
  • 4 ゾーン制御
熱風側の調整機能
  • 1 熱風温度調整
  • 2 熱風風量調整
  • 3 熱風風速調整
  • 4 最適な熱風の吹き出し構造の製作

※上記調整機能は一部専用設計で対応いたします。

遠赤外線(IR)+熱風による超高速昇温が可能

熱風のみのアニール装置と比べ、大幅な処理時間の短縮が可能です。
また、処理量や設置スペースによって、カスタマイズ可能です。
インラインにも対応します。

遠赤外線(IR)+熱風による超高速昇温が可能

エコムテストセンター(ETC)deでの条件出し支援

エコム熱処理テストセンターではお客様のワークの最適な熱処理条件を見つける為の条件出し支援を行います。
また、テストレポート付きでの委託テストも承ります。
当社の最新のテスト機で一度、お試しください。 熱処理ワークテスト

このような方はぜひご相談を!

  • 現在の熱処理条件に疑問がある。
  • 新装置の構想段階だが、最適な温度プロファイルを探りたい。
  • とにかく一度遠赤外線加熱を試してみたい。

遠赤外線加熱の基礎知識

遠赤外線加熱とは

熱の伝達方法には、下記のように「伝導」「対流」「輻射」があります。
遠赤外線は「輻射」にあたります。

物質に直接熱源を接触させることで熱が
伝わり温度を上昇させる。
例)フライパン、アイロンなど
伝導の図

空気・水などを暖め、暖められた熱に
よって 加熱物の温度を上昇させる。
例)ファンヒーター、ドライヤーなど

伝導の図
中間の媒体を必要としない伝達方式で“電磁波”
という形があり、加熱物の分子内運動エネルギーを
高め、温度を上昇させる。
例)遠赤外線ヒータ、マイクロ波など

輻射加熱を使った加熱装置の主な特徴

  • 加熱速度が速いため、処理時間が短い。
  • 設備の小型化・簡易化により、設置面積が縮小
  • 長時間にわたり性能が安定し、耐久性が良い
遠赤外線熱処理の原理

ある物質に遠赤外線を放射して物質の元である分子を振動させ、
その振動熱を利用した加熱方式です。
遠赤外線は赤外線の一種で、 波長域 5.6 ~1,000μmのものを指します。
樹脂やプラスチックは固有の波長に対して遠赤外線を吸収する性質をもっており、
分子や結晶が振動し、熱エネルギーが発生します。
このエネルギーを加熱に利用するため、 短時間で加熱することができるのです。

遠赤外線熱処理の原理
アニール(アニーリング)とは

アニール(英:Anneal)とは「焼なまし」のことで、成形品の残留応力を除去するために行う
熱処理のことです。

アプリケーション どんな用途に使われるのか?
波長帯 ヒーター
表面温度
代表的な用途
6.46 175 木材の乾燥、プラスチックの塗装乾燥、エポキシ系塗装の乾燥など
6.24 191 産業機械類の乾燥、合板の塗装乾燥、予備乾燥など
5.99 210 アクリル・アルキッド・ウレタン系等の塗装乾燥など
5.50 254 プラスチックの塗装乾燥、産業機械類の乾燥など
5.35 269 生鮮食品の乾燥、家具類の乾燥、プラスチックの塗装乾燥など
5.16 288 金属印刷の乾燥、産業機械類の乾燥など
4.69 345 プラスチックの塗装乾燥など
4.44 380 プリント基板の乾燥、塗料の乾燥、金属印刷の乾燥など
4.27 405 金属と合板の接着剤乾燥、石膏ボードを乾燥、自動車塗装乾燥など
3.98 455 金属と合板の接着剤乾燥、耐久ボードの樹脂加工の乾燥など
3.82 485 粉体塗装の乾燥など
3.72 505 新車修正焼付、家電製品の乾燥、水切り乾燥など
ヒーターの表面温度をコントロールすることで、必要な波長(遠赤外線)を放射して加熱することができます
波長λ(μm) = 2898/273.13 + ヒーター温度(k)

遠赤外加熱 使用例

電子部品関係 自動車関連 フィルム及びボード類
プリント基板プレ・ポスト加熱 電池材料焼成 フィルムアニール
ラミネート用加熱 内装材加熱 フィルムベーキング
銀ペースト用乾燥 シール材塗装乾燥 フィルム乾燥
基盤絶縁樹脂乾燥用 タイヤ加硫 焼き付け塗装乾燥
接着剤乾燥 ハブユニット塗装乾燥 粉体塗装乾燥
基盤コーティング剤用硬化 ラジエターグリル塗装乾燥  
洗浄乾燥 車両シートしわ取り乾燥  
モジュール架橋 樹脂金属接着剤乾燥  
シリコン乾燥 ハブ外輪焼き戻し  
金属フープ材乾燥 塗装乾燥  
蛍光体コーティング乾燥    
封止材乾燥    
電極乾燥    
発泡基盤    
事例

遠赤外線+熱風ハイブリッド加熱装置

エコムのテストセンターに常設している連続式の遠赤外線アニールテスト装置です。
熱風発生などの調整機構を有しており、最適な熱処理条件を見つけ出すことが可能です。 設備導入前の熱処理条件出しにご利用いただけます。

装置名 遠赤外線+熱風ハイブリッド加熱装置
外形寸法 W1200×L3000×H2000mm
熱源(容量) 遠赤外線ヒータ
上段(21kW)下段(21kW)
電気ヒータ(9kW) 炉内温度MAX250℃
搬送装置 テフロンメッシュコンベア方式 速度100㎜~1000㎜/min (インバータにより速度変更可能)
材質 炉内ステンレス仕様
その他 各赤外線ヒータの高さ調整機能付き、2ゾーン制御
遠赤外線+熱風ハイブリッド加熱装置

遠赤外線加熱装置

樹脂系素材のプレス成形前予熱装置です。遠赤外線加熱する事で、高速に目標温度に到達させることが可能です。プレスタクトに合わせたタクト搬送方式を採用しています。

装置名 遠赤外線加熱装置
外形寸法 W1200×L4200×H1300mm
熱源(容量) 遠赤外線ヒータ
上段(35kW)下段(35kW)
搬送装置 チェーンコンベア式タクト搬送

材質 炉内ステンレス仕様
その他 各赤外線ヒータの高さ調整機能付き、 合計12温調制御

中赤外線+遠赤外線ハイブリッド加熱装置

樹脂部品のIR加熱装置です。前段に中赤外線ヒータ、後段に遠赤外線ヒータを使用したハイブリッド型で、高速な加熱処理を実現しています。加熱ゾーンから抽出後、冷却ファンにより強制冷却されます。

装置名 中赤外線+遠赤外線ハイブリッド加熱装置
外形寸法 W700×L1700×H1300mm
熱源(容量) 中赤外線ヒータ(6kW)、遠赤外線ヒータ(6kW)
搬送装置 チェーンコンベア式

材質 炉内ステンレス仕様
その他 各赤外線ヒータの高さ調整機能付き、冷却機能付き

ハイブリッド型遠赤外線アニール装置

遠赤外線ヒータと熱風循環を組み合わせた、ハイブリッド型アニール装置です。 加熱ゾーンでは遠赤外線ヒータを使いワークを高速に昇温させ、 均熱ゾーンでは熱風によりワークの温度をを均一にキープします。 遠赤外線ヒータには非常に高い分光放射率を持った、エコムオリジナルヒータを使用しています。

装置名 ハイブリッド型
遠赤外線アニール装置
外形寸法 W1000×L7000×H2000mm
温度制御 MAX250℃
熱源(容量) 遠赤外線ヒータ(14kW)
+シーズヒータ(18kW)
搬送装置 チェーンコンベア式
材質 炉内 ステンレス仕様

遠赤外線塗料乾燥装置

駆動するワークトレー上でワークの乾燥をします。
各コーナーで作業でき、効率の良い操作性を実現しています。

装置名 遠赤外線塗料乾燥装置
外形寸法 W1600×L2300×H1800mm
温度制御 常用60℃
熱源(容量) 遠赤外線ヒータ8.4kW
材質 外装 鋼板塗装仕上

ハイブリッド型アニール装置

中赤外線と熱風循環を組み合わせた、ハイブリッド型アニール装置です。 加熱ゾーンでは中赤外線ヒーターを使いワークを高速に昇温させ、 均熱ゾーンでは熱風によりワークの温度をを均一にキープします。 赤外線加熱と熱風加熱の長所を組み合わせた、高性能アニール装置です。

装置名 ハイブリッド型アニール装置
外形寸法 W1200×L3000×H1900mm
温度制御 MAX200℃
熱源(容量) 中赤外線ヒータ(2.4kW)
+シーズヒータ(12kW)
材質 外装 鋼板塗装仕上


テスト用IR加熱炉

IRのヒーター温度、またヒータとワーク間の距離や炉内温度の調整が可能で、最適なIR加熱条件を導き出すことができます。

装置名 テスト用IR加熱炉
外形寸法 W700×L900×H1500mm
IR温度制御 MAX500℃
炉内温度 MAX200℃
備考

IRヒータを上下に搭載

高さ調整機構付き

テスト用IR加熱炉



このページの先頭にもどる

Copyright (C) Ecology and Combustion Inc. All Rights Reserved.