エコムはたくさんのお客様からメンテナンスのご依頼をお受けいたします。30年の長い間に少しずつお客様からのメンテナンスのご要望にも変化が見られます。
例えば、交換部品についてです。
10年以上前主要部品は3年から5年に一回交換とか、使用時間20,000時間で新品交換といったようにある一定の期間が過ぎたら交換するのが一般的でした。自動車のオイル交換とかフィルター交換と同じ考え方です。部品は定期的に交換する。それが当たり前のことでした。
リーマンショック以降、景気の状況が悪くなると緊急性の低いものにお金をかけなりました。しかし最低限のメンテナンスは必要です。そこで、悪くなりそうな部品を定期的に交換するのでは無く、異音がするとか振動がするとか何か劣化の症状が出た部品を交換するようになりました。
プロっぽい言葉で表現すると“時限管理”から“事象管理”に移行したということです。同時に部品の性能が上がり耐久性がよくなったことも大きく関係しています。
昔はメンテナンスの第一優先とは“装置を不意な故障で停めない”ということでした。生産性重視の考え方です。今は“装置を安全に停めること”が第一です。こちらは人や環境に対しての安全性重視の考え方です。
不完全な状態で装置を動かして事故や不良を出さないために定期的なメンテナンスは絶対に必要です。エコムは何よりも安全第一でメンテナンスに取り組んでいます。
1件のコメント
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時代の変化によって管理の仕方も変化していることを初めて知りました!!
なにか事故などが起きてしまう前にこまめにメンテナンスすることで、安全確保に繋がりますね!