恐怖の面接、頑張れ学生さん!

2月も終わりにさしかかり、就活シーズンを迎えました。
エコムでも1DAYインターンシップや会社説明会を実施中。
昨日はT大学のKさん、S大学のOさんが来社しましたナイス
初めて入る会社、着なれないスーツ、親ほど年の離れた面接官汗
緊張している学生さんと話していたら、ウン十年前の自分の就活を思い出しました。
バブルがはじけた直後の氷河期、文系女子には厳しい時代でした。
何度かのOB訪問を乗り越えて、やっとたどり着いた第一希望の最終面接。
ノックして部屋に入ると、そこにはこちらをチラとも見ない、頭の禿げた面接官がひとり。
面接官 「自己紹介してから志望動機ね」 のっけから不機嫌
私    自己紹介と志望動機を述べる
面接官 「・・・・。 キミの言ってること、イマイチわかんないんだけど~」
私    「ではもう一度、説明します!」 汗だく
面接官 「そ~お~? 別に2回も聞きたくないけどね~」 薄ら笑い
私    必死にもう一度説明
面接官 「う~ん、やっぱりよくわかんないな~」
私    「ではもう一度、もう一度、説明します!」 汗だくだく
これを繰り返すこと4回びっくりうわっ。でも相手は喰いついてこない。
あっという間に時間は過ぎて
面接官 「じゃ、合否は後日連絡するから」
こりゃ完全に落ちたと確信した私。つい、
「合否は今教えてください。今日の面接官は最終決定権がある方と聞いています。
内々定をいただいている他の会社に、今日の結果を待っていただいていますので(大ウソ)
結果はなるべく早く知りたいです」 ほとんどやけっぱち。
面接官 「ふーん。じゃあちょっと待ってて。」 と部屋を出ていく
5分後、戻ってきた面接官。
「4月からよろしくね」
は?  
満面の笑みで手を差し出す面接官。  さっきとまるで別人じゃん!びっくり
完全に落ちたと思っている私は一瞬 「何をよろしくなんだろう?」 と思ったくらいでした。
後で聞くと、これがうわさの 「圧迫面接」 というやつでした。
同期入社した人は全員、泣いたら負けよ~の圧迫面接を乗り越えた人でした。
話している内容の優劣ではなく、とにかくへこまずに説明し続けた人が勝ち。
今思い返しても恐ろしく、面白い経験をさせてもらいました・・・。
あれから20年、今では面接官をする側になりました。
優しい私は緊張する学生さんを前にすると、なんとかリラックスさせて、良いところを見い出してあげたいと思ってしまう。
まだまだ駆け出しの、ひよっこ面接官です。
でもいつかやるぞ~圧迫面接!
学生の皆さん。 
職場は人生の大部分を過ごす大事なところです。
選ばれるというよりも、自分が会社を選ぶんだという強い気持ちで就活に臨んでくださいね。
会社説明会でお待ちしていますよ~! K

雛人形って笑っているように見えたり、怒っているように見えたり、
その時の自分の気持ちによって違う表情に見えるから不思議です。