トップページメールマガジン > メールマガジンバックナンバー 2011年01月号 Vol.6

メールマガジンバックナンバー 2011年01月号 Vol.6

メールマガジンバックナンバー 2011年01月号 Vol.6

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ECOM■
■■■■   エンジニア向けメールマガジン
■■     熱技術テクニカルレポート【2011年 1月号 Vol.6】
■      発行:株式会社エコム http://www.ecom-jp.co.jp/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
株式会社エコムが提供する熱エンジニアリング技術情報サイト
    熱処理ワークテスト.com: http://netsushoriworktest.com/
─────────────────────────────────
昨年の11月25日(木)から3日間「日本ダイカスト展示会」に、
省エネルギーバーナ「エコネクスト」を出展しました。

アルミ溶解保持炉はダイカスト装置と比べるとイニシャルコストが安いためか、
導入時にはあまり日の目を見ることはありませんが、いざ稼動すると
ランニングコストや補修費用が意外に高く頭を悩ませるところです。
 更に燃料使用量が多ければその分ランニングコストも上がるし、
排出されるCO2量も上がります。

今回はそんなお悩みを持つお客様が多くご来場いただきました。
ほとんどのお客様は、今お使いの手許保持炉のバーナを「エコネクスト」に
交換すると「どの位燃料使用量が削減できるのか?」
と言う期待をこめた質問でした。

今回はその燃料削減シミュレーションをご紹介します。
─────────────────────────────────
2011年 1月号 目次

1.アルミ溶解保持炉 燃料使用量削減事例報告
               ■事例1 アルミ坩堝炉
               ■事例2 アルミ溶解保持炉

2.連載技術情報 排ガス処理装置(脱臭装置)について(第2回)
               「臭気指数と臭気濃度」

3.エコム情報
         ・加熱設備の省エネルギーハンドブック 発刊

4.ピックアップ ブログ 「展示会を終えて」

─────────────────────────────────

─────────────────────────────────
■ A社 アルミ保持炉(坩堝型) 燃料使用量 削減事例
>>>>>>>>>>事例1 アルミ坩堝炉
─────────────────────────────────
(使用条件)
   ・ 稼動時間         7200時間/年(24時間 300日稼動)
   ・ 使用炉            アルミ坩堝炉 1T保持
   ・ 使用バーナ      省エネルギーバーナ「エコネクスト120S」120kW
      既存バーナ       従来タイプ(排熱回収機構なし) 

   ・ ガス種             都市ガス(13A) 発熱量11,000Kcal/m3
   ・ 燃料代            70円/m3で計算
   ・ 燃焼排ガス温度  950℃
   ・ CO2排出係数   0.00233t/Nm3
─────────────────────────────────
(結果)
        燃料使用量(H) 燃料削減率  燃料費(年間)
従来型バーナ    5.5Nm3      ==     277万円
エコネクスト       3.5Nm3       36%      176万円
             ■■*CO2削減量 33.5T
─────────────────────────────────
(コメント)
エコネクストは超高効率のシュル&チューブ型の熱交換器を搭載しており
950℃の燃焼排ガス温度に対して約760℃の燃焼エアーの
空気予熱が可能です。
また、坩堝タイプは炉内が密閉構造の為、効率よく燃焼排ガスを回収可能
なので、高い燃料削減効果が期待できます。

─────────────────────────────────
■ B社アルミ溶解保持炉  燃料使用量 削減事例
>>>>>>>>>事例2 アルミ溶解保持炉(連続型)
─────────────────────────────────
(使用条件)
  ・ 稼動時間       7200時間/年(24時間 300日稼動)
  ・ 使用炉         アルミ溶解保持炉の 4T保持炉の保持バーナで使用
  ・ 使用バーナ      省エネルギーバーナ「エコネクスト240S」(240kW)
      既存バーナ      従来タイプ(排熱回収機構なし) 

  ・ ガス種              都市ガス(13A) 発熱量11,000Kcal/m3
  ・ 燃焼排ガス温度 850℃
  ・ CO2 排出係数    0.00233t/Nm3
─────────────────────────────────
(結果)
        燃料使用量(H) 燃料削減率  燃料費(年間)
従来型バーナ  17.5Nm3       ==     882万円
エコネクスト     12.7Nm3     27.4%    640万円
              ■■CO2削減量 80.5T
─────────────────────────────────
(コメント)
B社は燃焼排ガス温度が850℃に対して燃焼エアーの空気予熱が670℃です。
るつぼ炉と比べると、排ガス温度が低いので燃料削減率は下がりますが、
なお、高い燃料費の節約につながります。
また、4T保持炉と言う事もあり燃料使用量が多い為、大きな費用対効果が
見込まれます。
□□■□■□□□□□□■□■□□□□□□■□■□□□□□□■□■□
(バーナーの詳細はこちら)
   ====>http://www.ecom-jp.co.jp/product/burner2.html

─────────────────────────────────
■ 連載技術情報 第2回  脱臭装置(排ガス処理)
>>>>>>>>>>>「臭気指数と臭気濃度について」
─────────────────────────────────

臭気指数は人間の嗅覚の感覚量に対応した尺度で、
騒音のホンと同じ考え方で人間の嗅覚を数値化したものです。
現在の悪臭防止法などの規制基準には広く使用されているものです。
一方臭気濃度とは無臭の空気によって薄められても、まだ感知できるかを
数値化した尺度です。簡単に言えばにおいを何倍に薄めたら臭わなくなるを、
希釈倍数で表した数値なのです。

臭気指数と臭気濃度の関係式は下記条件が成り立ちます
臭気指数=10×log臭気濃度
臭気濃度は『三点比較式臭袋法』と呼ばれる方法が使用され、
数名の臭気判定士がある臭気を希釈してにおいがしなくなった
希釈倍数を平均化した数値です。
例えば臭気濃度1000とは臭気を1000倍に希釈したときに、
大部分の人が臭いを感知できなくなるという意味です。
臭気強度などは臭いのくささの程度を判断するのに対し、
臭気濃度は臭いの有無『においがするかしないか』を判定する方法といえます。
現在の法規制及び近隣からの苦情問題などは、『くささの程度』よりも
『においがするかしないか』の判断基準に移行している
と言っても良いでしょう。

□□■□■□□□□□□■□■□□□□□□■□■□□□□□□■□■□
3.エコム情報
    「加熱設備の省エネルギーハンドブック」発刊します!
□□□□□■□■□□□□□□■□■□□□□□□■□■□□□□□□■

「ガスバーナのメンテナンスハンドブック」に続く、第2弾として
「加熱設備の省エネルギーハンドブック」を発刊します。
特にガスバーナを搭載している加熱炉をお使いのお客様は省エネの
一助になることと期待しております。

今回はその目次のみご紹介いたします。

1.加熱設備のエネルギー収支について
2.加熱設備の保守管理(省エネ編)
3.加熱設備の省エネルギー手法
   A バーナ編
     B 電気編
     C システム編
4.省エネルギー事例集
   CASE1 空気比の調整による省エネルギー
   CASE2 廃熱回収バーナの搭載
   CASE3 断熱強化による省エネルギー
   CASE4 炉内容積を減少させる
5.改正省エネ法における加熱設備の保守管理について
6.技術便覧

内容は盛りだくさんで全26ページの冊子になっております。
詳細は次回メールマガジンでお伝えします。

□□■□■□□□□□□■□■□□□□□□■□■□□□□□□■□■□

2.ピックアップブログ 展示会について 

□□□□□■□■□□□□□□■□■□□□□□□■□■□□□□□□■
□
エコムとしては昨年のサーモテックに続く、
2年連続のメジャーな展示会への出展です。
社内でプロジェクトチームを組んで、約半年を掛けて準備を進めました。
規格立案、展示物の選定、ブース設営、集客、パネル作成、
営業資料作成など、一人2役、3役は当たり前。
当日もスタッフ全員フル稼働でした。
努力の甲斐あり、想定を超える来場者がありましたが、
特にユーザーの省エネに対する意識の高さも実感できました。
また、海外からのお客様も多数来場されましたので、
今後は海外の展示会も視野に入れて、
このエコネクストを普及させていきます。

展示会風景はこちら
======>http://www.ecom-jp.co.jp/topics/?p=134

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■発行
株式会社エコム
http://www.ecom-jp.co.jp/
本社/研究所:〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田4-5-6
第三工場:〒434-0041 静岡県浜松市浜北区平口字姥ヶ谷5281-3
運営担当/瀧本(タキモト)

■お問合わせ
 Email:mailmaga@ecom-jp.co.jp
 TEL : 053-484-1122
 FAX : 053-484-1124

ご意見、ご感想、ご質問、ご相談、資料請求などは
>>> mailmaga@ecom-jp.co.jp

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


このページの先頭にもどる

Copyright (C) Ecology and Combustion Inc. All Rights Reserved.