第16回高機能素材Week展示会  出展レポート

高機能素材Weekに出展しました

高機能素材Weekとは

高機能素材Weekとは、機能性フィルム・プラスチック・セルロース・炭素繊維複合材・金属・セラミックスなどの最先端の素材技術が一堂に出展する世界最大規模の展示会です。
また、材料だけではなく、材料の製造加工機械、検査測定分析機器など素材産業に関わるあらゆる技術が出展しています。各業界の研究・開発・設計・製造担当者が来場し、出展社と活発な商談が行われています。 [展示会事務局 WEBページより]

その中でも「素材工場の脱炭素化展」では“材料生産プロセスの脱炭素化を実現する製品・技術”の紹介をメインとしており、既存プロセスに対するさらなる省エネ化技術や、水素・メタネーション等といった燃料・原料にまつわる紹介が行われていました。

当社ブースのコンセプト「未来を見据え、省エネに本気な加熱炉メーカー」

当社も、カーボンニュートラルに対応する為消費エネルギー削減を検討しているユーザに対し、弊社のコア技術である熱技術を存分にPRしてまいりました。

  • 今回の展示会では首記を題目として挙げ、省エネルギーバーナー(ecoNext及びR4バーナ)や過熱水蒸気装置、ヒートトライアルについての説明を行いました。
  • 省エネルギーバーナーでは排熱を再利用することによって高い省エネ効果を得ることができ、既設炉に対する省エネ化のアプローチ方法として推奨が可能で、実際の物を見ながらどのような原理で省エネとなるか説明致しました。
  • 過熱水蒸気装置では、加熱流体の熱量差によって加熱効率の向上を図ることが可能で、効率化した分だけエネルギーの消耗を抑えることを目指すことができます。
    また、エコムでは実際の装置を使用した加熱試験[ヒートトライアル]を行うことが可能で、実際に確かめてもらうべく、合わせて紹介させていただきました。

この計3日間の展示において、多数の方に来場いただき手ごたえを感じる結果となりました。やはり脱炭素に対する関心は高く、加熱炉の新設・既設を問わず省エネに対する情報収集、新規炉のご相談、既設炉のメンテナンスやR4バーナの利用等、多岐に渡るご相談を頂くことができました。

今後とも省エネルギー化という未来に続く課題解決の一助となれるよう技術を磨きながら邁進してまいります。

 

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