ニュースリリース:ハイブリッド熱処理炉「EC Hybrid I」

コンパクトモジュール型ハイブリッド熱処理炉「EC(イーシー) Hybrid(ハイブリッド) I(ワン)」の開発 
~約50%の省エネ実現と多品種少量生産への対応が可能になりました~

中部電力株式会社(所在地:名古屋市東区、代表取締役社長:勝野 哲)と株式会社エコム(所在地:浜松市北区、代表取締役社長:高梨 智志)は、コンパクトモジュール型ハイブリッド熱処理炉「EC Hybrid I」(以下「開発品」)を共同で開発し、11月1日より販売を開始いたします。

自動車部品等の製造工場では、部品の強度や硬度等の性質向上を目的として、その材料となるアルミ等の金属を加熱、冷却する熱処理を行っております。

  1. 融点未満の温度に加熱し、合金元素を均一に溶け込ませる
  2. 急速冷却し、③時効硬化炉へ
  3. 低温で長時間加熱し、強度と硬度を増大(低温処理)
  4. 冷却し、加工や組付等の次行程へ

熱処理では、ガス式の大型炉を使用するのが一般的ですが、特に低温処理において、温度調節のために、大量の吸気と排気が必要となり、多くのエネルギーロスが発生しておりました。

また、生産性を重視して大型炉で大量に処理をすることによる、設備トラブル時の生産能力低下や不良品発生リスク、多品種少量生産へのニーズの高まりなどから、生産品目や生産量の変動にも対応できる設備開発が求められていました。

開発品は、高出力で急速に加熱できるガスバーナと温度制御を高精度に行う電気ヒータを使い分けるハイブリッドヒータの搭載や、循環ファンのインバータ制御により、熱処理の工程毎に最適な熱源と風速を設定することが可能となりました。これにより開発品と同等の処理能力を有する従来の熱風循環型熱処理炉と比較して、約50%の省エネを実現しました。

またガスバーナと電気ヒータの一体化や装置構成の最適化を行ったことにより、約50%の小型化を実現しました。

さらに、熱処理炉をモジュール化し、複数台の連結を前提とすることで、故障時の代用や多品種少量生産、生産量の変動にも柔軟に対応することが可能となりました。

【ハイブリッドヒータ概要図】

【熱処理炉のモジュール化】

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